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行平一族の御曹司・祥は後継者である義弟の邪魔にならないように、目立たぬように、ひっそりと生活していた。春の日、桜の花弁が舞う大学構内を散策していると、祥を何年間も待っていたという、不思議な青年・深山が現われる。ずっと独りで生きていくと覚悟していた祥だったが、深山のペースに巻き込まれ、大学生活を謳歌し始める。だが、深山の想いはとても深く、神々しい永遠の時間の中にあることに、次第に気付かされて…。