商品説明
ジャーナリズム・新聞
SB新書/いまの日本はどこかおかしい2012年以来の長期政権となった自民党。権力は必ず腐敗といわれるように、本来であれば問題視されることが、まったく問題視されていない。森友加計問題を皮切りに、「入管法改正案」についてもほとんど議論議論されることがないまま閣議決定。メディアの側も安倍政権に対して、議論を促すことがないばかりか、お互いの居心地のよい状態を維持しようとしているようにすら感じられる。緊張感がなくなった権力とジャーナリストとの関係こそが、日本を停滞させる要因となってしまっているのではないだろうか。ジャーナリストというのは本来、波風を立てるものではないだろうか。権力に対峙することによって、国民の知る権利にこたえていくべきではないか。記者クラブに代表される従来のメディアのあり方がこのままでよいのか。新しい時代のジャーナリストに必要なこととは何か。嫌われることを厭わない2人が徹底討論していく。