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アジア史・東洋史政治・経済・社会中公新書/オスマン帝国は1299年頃、イスラム世界の果てであるアナトリア北西部に誕生した。アジア・アフリカ・ヨーロッパの三大陸を跨ぐ広大な版図を築くまでに発展し、イスラムの盟主として君臨した帝国は、多民族・多宗教の共生を実現させ、1922年まで命脈を保った。辺境での建国に始まり、玉座を巡る王子達の争い、ヨーロッパへの進撃、近代化の苦闘、そして滅亡へと至る600年を描き、空前の大帝国の内幕に迫る。