商品説明
日本エッセイ・随筆
【内容紹介】
2023年11月24日、作家の伊集院静さんが永眠されました。
交友関係は文壇や芸能界、スポーツ界と幅広く、多くの人に愛されました。
数々の名小説を残した作家でありながら、作詞家としても活躍、『ギンギラギンにさりげなく』『愚か者』の名曲を手掛けました。
酒とギャンブルを愛し、ゴルフの腕前も一流。
銀座通いも有名で、女性にも男性にもモテました。
そんな伊集院さんは生前、エッセイの中でたくさんの言葉を残しています。
「酒の良し悪しは、呑み手の心情にある」「人生というものは総じて割に合わないものだ」「理屈は、やることをやった後での無駄口の類いのものだ」「さよならも力を与えてくれる」ーー。
本書では伊集院さんが、生と死、冠婚葬祭での作法、大人の遊び方・働き方について語った言葉の数々を収録しました。
その言葉にはユーモアがありながら、その裏側には人間を見つめる深い眼差しがあります。
伊集院さんの言葉が、生活のさまざまな局面で、きっと人生の支えとなるはずです。
【著者略歴】
1950年、山口県防府市生まれ。
’72年、立教大学文学部卒業。
’81年『皐月』で作家デビュー。
’91年『乳房』で吉川英治文学新人賞、’92年『受け月』で直木賞、’94年『機関車先生』で柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で吉川英治文学賞受賞。
作詞家として『ギンギラギンにさりげなく』『愚か者』『春の旅人』などを手掛けている。
2016年に紫綬褒章を受章。
’23年11月24日に逝去。
享年73。