商品説明
絵画
【内容紹介】
植物学的な正確さと、植物画としての美しさを併せ持つのが「ボタニカルアート」。
本書では、ボタニカルアーティストであり絵本作家でもある著者が、ボタニカルアートの描き方を基本からわかりやすく紹介!
・モチーフ選び、下絵の描き方、構図の取り方など、初めての方でもわかりやすい。
・QRコードから筆使いの動画を見ることができ、言葉だけではイメージしにくい筆の運び方、描くスピードが臨場感たっぷりにわかる。
・使う色の決め方、混色の仕方、陰色を作る秘訣など、植物画に大切な色作りについても丁寧に解説。
・粉が吹いたような質感、カサカサとした実、うっすらと生えた産毛、深い赤の出し方など、ちょっとしたコツさえつかめば思い通りの表現ができる。
ボタニカルアートにチャレンジしたい、すべての方に贈る一冊!
【目次】
ようこそ 植物画の世界へ
ボタニカルアートとは
ボタニカルアート・ギャラリー
【Chapter 1】観察&下絵の準備
セッティングと道具
下絵の準備
はじめてのモチーフ選び
下絵の描き方1:平行投影法
COLUMN ミクロの世界を楽しむ
下絵の描き方2:透視投影法
スケールを使って描く
構図取り
額の話
【Chapter 2】着彩の基本テクニック
筆の種類と使い方
丸筆の使い方
工程I:下塗り
1. 平塗り
2. ぼかし塗り
3. 白抜き
4. 洗い出し
工程II:重ね塗り
5. ドライブラシ
【Chapter 3】着彩のための色作り
着彩の道具と準備
絵具とパレット
色見本を作ろう
着彩のヒント
花の色作り
混色のルール
・補色A(黄+紫)を使ってみよう
Yellowのスイセン
・ 補色B(朱+青)を使ってみよう
Redの花と葉
赤いビオラを描く
・ 補色C(赤+緑)を使ってみよう
Violetの花
キキョウを描く
・ 便利な補色の代用色
Brownの実
ドングリを描く
・ Whiteの色作り
ワタの着彩
特殊な効果を持つ絵の具
・ Green:葉の色作り
斑のある葉‘ヘデラ’を描く
葉のハイライト
・ Green:豆の色作り
【Chapter 4】植物画を描いてみよう
粉吹きの表現 プルーンを描く
鉢植えの表現 シクラメンを描く
COLUMN ミクロの世界を楽しむ
斑入りの花の表現 ツバキ‘月の輪’を描く
果皮の質感表現 モモを描く
付録:ワークシート
【著者略歴】
ボタニカルアーティスト/絵本作家
海外在住経験から植物の生態の面白さにひかれ、2006年より作家活動を始める
東京都出身 武蔵野美術短大・美術科油彩卒
受賞歴
2005・2007年 国立科学博物館主催植物画展準佳作
2006年 JGSボタニカルアート展主婦の友出版社賞
2006・2011年 現代童画展 坂出市民美術賞・同展 弥生美術館賞
2007年 第12回米ハント国際ボタニカルアート展入選・カーネギーメロン大学作品収蔵
2010年 RHSボタニカルアートショー入選
2014年 伊ボローニャ国際絵本原画展入選『ぺんぺんぐさのふゆとはる』