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商品説明
日本史古来、人はさまざまな形で死者を悼み葬ってきた。北は択捉(エトロフ)島から南は波(は)照間(てるま)島まで、中近世に営まれ各地に残る墓をオールカラーで紹介する。墓石文化が及ばなかったアイヌや琉球にも目を向けつつ、社会の変化や文化の多様性を探りだす。墓じまいの拡大、散骨葬など葬儀や埋葬が変化し、無縁社会化が進む現代日本で、死生観と弔いの歴史を考える。