商品説明
絵本
みんな誰かと違う、そして美しい現役医師でもあるフランスの作家による、他社にも自分にも優しくなれるメッセージじいじは、お医者さんでした。顔には、小さいころにけがをした傷が残っています。「傷跡みたいなもんは、誰にでもあるんじゃないかな」とじいじは言います。そして、街へ出ると、みんなが持っている体や心の傷について話をしてくれました。 この傷があったからこそ経験できたこともたくさんあるよ。 起きたことは変えられない。今何をすれば自分が幸せなのかを考えることが大事なんだ。じいじは女の子に伝えます。誰もが生まれてからの“体の物語”を持っている。そのどんな物語も、幸せな終わりに変えられるのだと。担当編集者より「違いを認め合おう!」と各方面で目にする昨今ですが、子どもたちを取り巻く環境は「見た目の違い」において不寛容になっているようにも感じます。この作品は、誰かの背景を想像する力、いびつな部分もひっくるめて自己を受容する力、その大切さを伝えてくれます。