商品説明
社会
【内容紹介】
序 章 教育二法制定過程の再検討
第一節 問題の所在と課題設定
第二節 先行研究の検討
第三節 分析視角と方法
第四節 本書の構成
第一章 教育基本法制定過程における「教育の政治的中立」論議--教育刷新委員会・第九十二回帝国議会での審議に焦点を当てて
第一節 はじめに
第二節 教育刷新委員会における「政治的中立」論議
第三節 第九十二回帝国議会における「政治的中立」論議
第四節 小括
第二章 義務教育学校職員法案と教員の政治活動制限論議--第十五回国会における論議を中心に
第一節 はじめに
第二節 義務教育学校職員法案の立案とその反応
第三節 中央教育審議会の動き
第四節 第十五回国会における教員の政治活動制限論議の展開
第五節 小括
第三章 教育二法案の立案過程--国会審議以前における法案作成の経緯について
第一節 はじめに
第二節 教育二法案の立案契機--山口日記事件
第三節 「文部省案」作成の経緯
第四節 「文部省案」の修正から教育二法案の国会提出までの経緯
第五節 小括
第四章 教育二法案と中央教育審議会--「教育の政治的中立」をめぐる論議の検討
第一節 はじめに
第二節 山口日記事件前後の動き
第三節 「教員の政治的中立性維持に関する答申」をめぐる動き
第四節 小括
第五章 教育二法案の国会審議過程--衆参両院における論議の展開と教育二法の成立
第一節 はじめに
第二節 第十九回国会衆議院における教育二法案審議
第三節 第十九回国会参議院における教育二法案審議
第四節 教育二法の成立
第五節 小括
第六章 教育二法制定過程における教育関係団体--日本教職員組合の活動を中心に
第一節 はじめに
第二節 教育二法案立案までの日教組の動き
第三節 教育二法案の立案から同法制定までの展開--法案をめぐる諸団体の対応
第四節 小括
第七章 教育二法制定過程における「世論」--新聞記事及び国会請願・陳情の検討を通して
第一節 はじめに
第二節 新聞記事における「世論」の動向と内容
第三節 教育二法案をめぐる国会請願・陳情
第四節 小括
終 章 結論と今後の課題
第一節 本書のまとめ--得られた知見
第二節 考察
第三節 本書の意義
第四節 今後の研究課題
資料編
参考・引用文献一覧
あとがき
初出一覧
事項索引
人名索引
【著者略歴】
2024年10月現在
武蔵野大学教育学部・同大学院教育学研究科教授