商品説明
絵本
【内容紹介】
いつかぼくは、人工呼吸器をつけた気象予報士の第1号になるんだ!
“難病でも自立したい”--メディアでも紹介された実話にもとづく物語
『バスが来ましたよ』(アリス館)著者の最新作
中学2年生の主人公は、生まれつきの筋肉の病気で、人工呼吸器と車いすの生活を送っている。
ハンディキャップがあっても、いつか仕事につき、母親を楽にしたいと願う彼は、「気象予報士」にひそかなあこがれを抱いていた。
それを知った父親は、ある日、彼が寝ている居間の天井に、天窓をつくる。
そこから見える空の表情をながめながら、主人公は、気象予報士になる夢をふくらませていくのだった……。
【著者略歴】
由美村 嬉々(ゆみむら・きき)
1959年、三重県生まれ。
(一社)チャイルドロアクリエイト代表理事。
作家、編集者、JPIC 読書アドパイザー、絵本学会会員、絵本カタリストR。
前職は、老舗の児童図書・保育図書の版元で取締役を務めた。
また、著書に『バスが来ましたよ』( アリス館)、『にじいろのペンダント』(大月書店)、『ぼくたちのことをわすれないで』(佼成出版社)、『ほんとうは、どうしたいの?』(講談社)のほか、本名の木村美幸名義で、『100 歳で夢を叶える』(晶文社)などがある。