商品説明
社会科学
【内容紹介】
Web3と呼ばれる分野の1ジャンルとして、 そして「新しいゲームのかたち」として注目されるGameFi(ゲームファイ)。
GameFiとはGame(ゲーム)とFinance(金融)を組み合わせた言葉で、ブロックチェーンをベースにしたNFTや暗号資産といったWeb3の技術によって、ゲームに現実のお金や経済の要素を追加したものを指す。
もっと簡単にいえば、「現実のお金を稼げるゲーム」のことだ。
とはいえ、「お金を稼げる」というGameFiの特徴は、Web3の技術によってゲームにもたらされる変化の一端に過ぎない。
では、GameFiでは何ができるようになり、どのような変化が生まれているのか?
本書では、これまでにない新たな体験を与えてくれるGameFiの全体像を解説する。
【目次】
[第1章]GameFiって何だ?
01 ゲームでお金が稼げるってどういうこと?
02 GameFi の始まりはネコの「NFTゲーム」
03 『Axie Infinity』で火がついたGameFi
04 『My Crypto Heroes』の “士農工商”
05 『STEPN』の登場で「X to Earn」へ
06 GameFiの「経済」と投資としての側面
07 GameFi業界に参入する国内企業の動向
08 海外企業の GameFi 事業の進捗
[第2章]GameFiにおけるキーワード
01 キーワード(1) NFT
02 キーワード(2) ブロックチェーン
03 キーワード(3) 暗号資産とトークン
04 キーワード(4) Web3
05 キーワード(5) エコシステム
06 キーワード(6) Play to Earn
07 キーワード(7) メタバース
08 キーワード(8) DeFiとDEX
09 キーワード(9) ウォレット
●Column
日本発のゲーム特化型ブロックチェーンOasysの特徴と仕組み
●Interview
松原 亮「ゲーム特化型ブロックチェーンOasysが目指す未来」
[第3章]GameFiの設計とコミュニティ
01 GameFiが “リリース” されるまでのステップ
02 GameFiの事業計画書ホワイトペーパー
03 エコシステムを理解するための基礎知識
04 GameFiコミュニティとゲームギルド
05 ゲームのリリース前にNFTを入手する方法とは?
06 無料でトークンがもらえるエアドロップ
07 トークン取引における「流動性」の重要性
08 オンチェーン分析で取引データを収集・分析する
●Interview
辻 拓也「トークンプロジェクトだからこそ生み出せる価値とは?」
[第4章]GameFiの注目ゲーム
コインムスメ/ファントム オブ キル -オルタナティブ・イミテーション-/ちゃんごくし! 結魂しよう/Chain Colosseum Phoenix/SNPIT/PROJECT XENO/SYMBIOGENESIS/Eternal Crypt -Wizardry BC-/PicTree(ピクトレ)〜ぼくとわたしの電柱合戦〜/キャプテン翼 -RIVALS-/SORARE/BIGTIME/GasHero/SHRAPNEL/Apeiron/Heroes of Mavia/HYTOPIA/Matr1x Fire/PARAVOX/レベル上げにすごくちょうどいい島
●Interview
DeFitterジョン「多様化するブロックチェーンゲームの今とこれから」
[第5章]GameFiの始め方
01 GameFiを始めるには何が必要?
02 CEXに登録して暗号資産取引を始める
03 自分のウォレットを作成しよう
04 GameFiの独自トークンをDEXで取引する
05 NFTマーケットプレイスでNFTを売買する
●Column
GameFiで得た収益にも税金は発生する
[第6章]GameFiが直面する課題
01 GameFi経済の “崩壊” はどうして起こるのか?
02 GameFiのサービスは突然終わる?
03 “ポンジスキーム” と揶揄されるのはなぜ?
04 GameFiにおける詐欺とハッキング
05 GameFi運営者によるラグプル(出口詐欺)
06 ウォレット内の資産を守るための知識と対策
[第7章]GameFiのさらなる可能性
01 GameFiのこれからと進化の方向性
02 私たちは GameFiをどう楽しむか?
03 GameFiの覇権チェーンになるのはどれ?
04 GameFiがWeb3業界をけん引する可能性
05 GameFiは今が一番面白い
●Interview
新井進悟(arata)「GameFiがWeb3全体にもたらすものとは?」
【著者略歴】
フリーライター。
IT企業、ゲーム会社勤務などを経て2017年に独立。
ブロックチェーン、暗号資産、NFT、GameFiなどのWeb3分野を中心に執筆している。