単行本(実用) 日本エッセイ・随筆 大大陸に陽は落ちて / 海老名香葉子 / ちばてつや

3,400JPY
3,510JPY
0JPY
数量:
+
管理番号: BO4840572
発売日: 2024/08/06
メーカー: 鳳書院

商品説明

日本エッセイ・随筆
【内容紹介】
「大大陸に真赤に燃えて夕陽落ち祖国の敗戦を報る」昭和20年8月、終戦により中国大陸・満州から日本人の引揚げが始まります。
祖国日本を目指す道程は熾烈を極め、途中で家族と離れ離れになる方、亡くなる方が多数出ました。
「一般社団法人 時忘れじの集い」代表の海老名香葉子さんが、そうした引揚げ者の哀しみの記憶を後世に残したいとのおもいから本書が発刊となりました。
第1部は海老名香葉子さんの親戚一家が満州から引揚げる様子を描いた「お咲ちゃん」。
第2部は自身が家族と共に満州引揚げ者の漫画家・ちばてつや氏と海老名香代子さんの対談「地平線に沈む あの赤い太陽を忘れない」。
第3部は海老名香葉子さんがちばてつや氏の体験をもとに作詞した「大大陸に陽は落ちて」の歌詞とシャンソン歌手のクミコさんが歌うCDを付属。
満州引揚げ者のおもいと哀しみが詰まった書籍となりました。
【著者略歴】
海老名香葉子 1933年(昭和8年)10月6日、現在の東京都墨田区立川で5人きょうだいの長女(4番目で女子はひとり)として生まれる。
実家は釣り竿の名匠として知られた「竿忠」。
昭和20年3月10日の東京大空襲で両親を始め家族6人を亡くし3番目の兄と共に
戦災孤児に。
この時、11歳。
悲しみは深く幼心に平和への思いが宿った。
初代・林家三平と結婚後もその思いは消えず、
平成17年に私財を投じ一般社団法人「時忘れじの集い」を設立し、寛永寺内に慰霊碑、上野公園に平和の母子像を建立し寄贈。
毎年3月9日に供養式を行っている。
現在も講演やエッセイで自らの体験と平和の大切さを訴え続けている。
『ことしの牡丹はよい牡丹』(文藝春秋)、『うしろの正面だあれ』(金の星社)、『母と昭和とわらべ唄』(鳳書院)など
著書多数。