商品説明
児童書
【内容紹介】
魔法動物・飛空馬を操る誉高いフィリムの飛空騎士団。
15歳の見習い騎士3人が、突然の戦争開始に戸惑い、己の道に迷いながらも、未来を掴むために戦いに挑んでいく冒険ファンタジー。
舞台は、高原と山岳の国・フィリムと森の大河の国・エンデシムを南北に持つ緑藍(ネイ・キール)大陸。
ある日、海を挟んだ大国・ギルス帝国の電光石火の大陸侵略が始まると同時に、飛空騎士団長が刺客に襲われ、石化鶏(せきかどり)による呪いを受けてしまう。
石化の呪いを解いたことがあるのは、25年前に亡命してしまった伝説の英雄ただ一人。
飛空騎士見習いの少年ファストラと少女レイン、シューデリンの3人は、英雄と呼ばれた飛空騎士リディンを探し出す任務を与えられ、隣国エンデシムの森深くに入っていく。
なんとかリディンに会わねばと焦る3人の前に現れた皮肉屋の男の正体は…!? 悩み迷う15歳のきらめく冒険譚!
【著者略歴】
小前亮/1976年、島根県生まれ。
東京大学大学院修了。
専攻は中央アジア・イスラーム史。
2005年に歴史小説『李世民』(講談社)でデビュー。
著作に『賢帝と逆臣と 小説・三藩の乱』『劉裕 豪剣の皇帝』(講談社)、『蒼き狼の血脈』(文藝春秋)、『平家物語』『西郷隆盛』『星の旅人 伊能忠敬と伝説の怪魚』『渋沢栄一伝 日本の未来を変えた男』「真田十勇士」シリーズ(小峰書店)、「三国志」シリーズ(理論社 / 静山社ペガサス文庫)、『あきらめなかった男 大黒屋光太夫漂流記』(静山社)などがある。