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哲学【内容紹介】現代に繋がる豊かな宗教思想が育まれた東西中世。この巻では絶対他力や悪人正機といった親鸞思想の核心をアウグスティヌスやパウロとも比較して明らかにし、親鸞の生涯もたどりつつ、その思想が果たして仏教といえるのか、ブッダの思想まで遡って探究する。【著者略歴】1955年生まれ。筑波大学大学院博士課程哲学・思想研究科倫理学専攻修了。筑波大学哲学・思想学系教授を務め、現在は筑波大学名誉教授。文学博士。専門は日本思想。著書に『親鸞--悪の思想』『私釈親鸞』『私釈法然』など多数。