商品説明
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【内容紹介】
明治期にイギリスから持ち込まれ、岩手に根付いたホームスパン。
羊毛を手紡ぎで糸にし、手織りで丁寧に仕上げていくスタイルは、県内各地の工房や作家らが大事に受け継いでいる。
軽くて暖かく、まとう人を優しく包む肌触りと、一本一本の糸が織りなす微妙で繊細な色合いは唯一無二のもの。
親子3世代で着続けることができるその布は、「時を越える布」として今も多くの人たちに愛されている。
本書は〈つかう〉〈つくる〉〈しる〉〈ひろげる〉〈つたえる〉の5章を通じて、ホームスパンの魅力と奥深さを紹介。
意欲作を次々と生み出す「つくり手」、製品をこよなく愛する「つかい手」、そして岩手に根付かせた先人と現在の「つなぎ手」を取り上げる。
【目次】
・巻頭グラフ 羊毛から布へ
・CHAPTER1 つかう
various HOMESPUN
・CHAPTER2 つくる
オーダージャケットができるまで
ホームスパン製品の手入れ
・CHAPTER3 しる
原毛が素材になるまで
ウールってこんなにすごい!
「軽くて暖かい」本当です
・CHAPTER4 ひろげる
アップサイクル・プロジェクト
舞良雅子さんの糸・布の世界
工房探訪=蟻川工房/田中祐子/みちのくあかね会/中村工房/植田紀子織物工房/森由美子ほか
・CHAPTER5 つたえる
ホームスパンの源流・蟻川工房
先人たちの歩み
・My HOMESPUN Story
小池梨江/菊池昌枝/伊吹有喜