商品説明
社会
【内容紹介】
「身近なところにこそ好機があるのだと気づかされた」
「自分もチャレンジしたいと思った」
「財務諸表を読むスキルの重要性がよく分かった」
学生たちの熱気が社会を活性化する!
若い層を中心に、スタートアップへの関心が高まっている。
スタートアップはIT企業が多く集まる米シリコンバレーで使われ始め、そのまま日本に入ってきた言葉だが、先進的なテクノロジーやアイデアを武器に、ゼロから市場やビジネスモデル創出に挑戦する企業やプロジェクトのことを指す。革新的アイデアや最先端の技術でビジネスモデルを構築し、これまでにない社会価値を創造するイノベーションを生み出すことで、圧倒的なスピード感で事業を展開し、新たな市場を開拓していく。
日本でも、コロナ禍にもかかわらず、スタートアップの勢いは衰えていない。起業家の急成長やユニコーン企業の台頭、ベンチャーキャピタル(VC)の出資増加などを背景に、スタートアップ企業の資金調達は社数・総額ともに増加。一度に数十億円規模の資金調達を実施するケースも増えている。
こうした流れを受け、大学では研究開発や資金調達をサポートするプログラムが組まれる一方で、国のバックアップ体制も整いつつあり、2020年には、中小機構、JICA、JETROなど9機関による「スタートアップ支援機関連携協定」(通称Plus)が創設された。
本書は、2022年度よりKPMGコンサルティングが慶応大学経済学部に開設した人気講座「スタートアップとビジネス・イノベーション」を再構成し、一冊の書籍にまとめるもの。スタートアップに欠かせないイノベーションから、事業化に必須の組織や財務までをカバーした内容で、起業を目指す人にとって最良のテキストとなる。
【目次】
第1講 なぜ大学発スタートアップが重要なのか?
第2講 スタートアップとイノベーション
1 シリコンバレーに学ぶイノベーションの仕組み
2 大学発スタートアップとイノベーション
第3講 事業化・産業化におけるイノベーション
1 イノベーションの概要
2 フィンテック
3 カーボンニュートラル
4 スマートシティ
5 モビリティ
6 eスポーツ
7 スポーツ
8 AI
9 宇宙
10 地方創生
第4講 スタートアップに必携のビジネス知識
1 ビジネスプランの作成
2 アカウンティング
3 ベンチャーファイナンス
4 成長戦略とIPO
第5講 ディスカッション:学生起業家からのメッセージ
【著者略歴】
全体統括は、同ユニットプリンシパル 倉田剛氏