単行本(実用) 図書館・図書館学 百冊で耕す

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管理番号: BO3219538
発売日: 2023/03/13

商品説明

図書館・図書館学
文章術『三行で撃つ』で話題の「朝日新聞」名文記者による読書術。読書とは、人を愛するレッスンだ。巷に存在する、あまたの読書法。そのロジックを理解すれば、より深く読める--◎速読/遅読 ◎批判する/憑依される ◎偏食選書/健康選書 ◎かんたん書物/難解書物 ◎抜き書き/暗唱 他読書なんて人それぞれ。が、どうせ読むなら本を血肉にし、明日の糧にし、善く生きたい。そうした読者の一助となるノウハウを伝える。目指すのは百冊読書家だ。誰でも買える。誰でも持てる。百冊で耕す。カルティベイトする。ただし注意が必要なのは、「本は百冊読めばいい」ではない、ということだ。自分にとってのカノン(正典)百冊を、自力で選び、深く読み、そして最終的にはその百冊さえも必要なくなるほど、己の一部にする。そのための方法論を11のテーマで解説していく。各テーマは「速読/遅読」など、対立する二律背反で構成されている。速読か、遅読か? ではない。速読も、遅読も。そうした多様な読み方ができれば、本と共に生きていける。一面的ではない、重層的な読書家になる。そのためのコツ、ロジックを一緒に考えていく。本は百冊あればいい。この読書法と、筆1本。それだけで、35年間、書き続けてきた。また、同時に、本書は「読むという行為について考え抜くことで、新しい己を知る」思想書でもある。読書のご利益とは、結局、何なのか? なぜ、わたしたちは読むのか? 勉強とは? 孤独とは? 愛とは? 幸せとは? 生きるとは? 読むほどに、自分が鍛えられ、豊かになる。その果てに、他者を、世界を愛し、変わった自分を発見する。わたしにしか、見えない問いが、世界を変える??読書とは、問いを獲得するための冒険だ。終着駅ではない。始発駅に立つために、本は読む。