商品説明
家政学・生活科学
【内容紹介】今までに食べた最高のごちそうは、長男出産後の産院のおにぎり。はじめて母になった幸せのおいしさだったんです--幼少期のふたりの息子さんとの思い出から、育児と仕事への付き合い方やレミさん流の料理哲学まで、子育てと料理の喜びがたっぷり詰まったエッセイ集。49品のオリジナルレシピに加え、上野樹里さん、和田明日香さんとの「和田家の嫁姑鼎談」も収録。【本文より抜粋】私の子育ての基本は、「外でのびのびと遊ばせて、ご飯をきちんと食べさせて、バタンキューと寝かせちゃう」ということ。これだけを守ろうとしてきました。(「料理と遊ぶ」より)次男が「ごめん」と言いながら、重たそうにお弁当箱を返してきたことがありました。「おいしくなかった?」と心配して受けとると。実は軽い。「あーっ、またやられた!」ひょうきんな息子をにらみながら、内心はホッとする。こんなできごとが、毎朝お弁当を作るエネルギーになっていたのかもしれません。(「お弁当はバロメーター」より)【目次】はじめに料理は遊び感覚で・みんなで食べると仲良しになる・誰かのために、おいしいものを・料理と遊ぶ特別な日を作ろう・おせちとお月見・元気な台所・気楽に集まる方法ごちそうおにぎり・失敗もいっぱい・手抜のテクニック・お弁当はバロメーター十二時すぎのシンデレラ・シロウトの味・子育てと仕事・小さい子は詩人野菜はえらい・ベロというもの・ピーマン作戦・ライバル出現・子どもは仲良し・ベトナムの子どもたち魚もえらい・思いがけずおいしいものが・栄養より大切なもの・父親のうしろ姿寒い日はあったかい・いちばん大事なものをあげる人・子どもには見える大事なものおやつの時間・子どもから元気をもらう・子どもはみんな絵が上手レシピさくいん★特別エッセイ兄と弟★和田家の嫁姑鼎談平野レミ×上野樹里×和田明日香本書は、1997年に講談社より刊行された新書『笑顔がごちそう』を大幅に加筆・修正のうえ、新たに原稿を加え再編集した作品です。