商品説明
日本文学
かるたとして多くの人々に親しまれ、「ちはやふる」や「うた恋い。」などの作品のモチーフとしても人気の百人一首ですが、100首の歌について、誰が、どんなことを詠んだのかまで知っている人は意外と少ないのでは?そこで本書では歌の内容がひと目でわかるよう、上の句、下の句をそれぞれイラストで詳しく解説していきます。また、同時に詠まれた時代の歴史も学べるようになっています。 天皇中心の律令期から、摂関政治、院政、武家政治へと移り変わっていった権力の流れや、 当時の人々の暮らしぶりも歌から読み取っていきます。そして、恋の歌が多いのも百人一首の特徴の一つ。 初恋から片思い、恨みまで、様々な恋が歌われており、今と変わらぬ喜びや悩みに共感できるはず。 競技かるたなど、100首を深く知って、確実に暗記したい人はもちろんのこと、 和歌の世界や王朝文化、古代史に今日のある人まで、必読の1冊です。