商品説明
家政学・生活科学
生活・暮らし
晴耕雨読はマボロシだ。定年後の過ごしかたの常套句「晴耕雨読の生活」は、もう、現実感のあるものではなくなったと言えます。 耕す土地も持ってはおらず、読書しようにも、図書館は行き場をなくした老人だらけなのです。おまけに家にも居場所はない。 50代に差しかかるころから、定年後をどのように過ごすか予定を立て、実行に移してきた著者ですら、第2の定年65歳を迎えたさいに、まずは年金支給開始の70歳までの5年間と、70歳からのその後をどうするか、方向性に迷ったそうです。 用意周到に生きてきた著者ですらそうなのですから、何も備えていない人はなおさら戸惑うに違いありません。だから図書館に集うのでしょう。 では、そうならないためにどうするか。本書は、著者が肌で感じた、超長寿時代をいかに上手に生き抜くか、そのためのエッセンスが詰まっています。 不惑は40歳で迎えるものではなく、70歳で迎えるものなのです。