商品説明
絵本
児童書・絵本
日本傑作絵本シリーズ/どちらが本当の母親か?大岡越前名さばき。 母ひとり子ひとり、貧しいながらも楽しく暮らしていたお里さんと娘のお花。一方、お花の父親の再婚相手のお絹さんは子どもが欲しくてたまらない。仲良く歩いているお里さん母子を見かけたお絹さんは、お花を自分の娘にしてしまおうと画策する。お里さんは娘をとられまいとするが、ある日お花が高熱を出して苦しみだし、薬代が払えないことから、娘を助けるためやむなくお絹さんの言う通り、お花を手渡してしまう。それから半月ほど経って、娘を手放したことを悔やむお里さんのもとに、お花が逃げ帰ってきた。お里さんがお花をそそのかしたにちがいない・・・怒ったお絹さんは、大岡越前守に訴えた。どちらが本当の母親か?大岡様のさばきはいかに? 「子争い」として有名な大岡政談が、宝井琴調・ささめやゆきによる人情味あふれる講談絵本となって登場。 前作『三方一両損』につづくシリーズ第二弾!