詳細:
商品説明
海外文学【内容紹介】2019年にノーベル文学賞を受賞したオーストリアの作家ペーター・ハントケ。その全体像を見渡す本邦初の作品集の続巻(全3巻予定)。第2巻では、初期の言語実験的作風から、目立たぬものを言葉によって救い出し「物語」の中に保存する試みへと至った転換期である80年代の代表作を収録。スロヴェニアへの旅を描いた自伝的色彩が濃い長篇『反復』と、その「小さな後奏曲」と呼ばれる中篇『作家の午後』を併録。