商品説明
海外文学
【内容紹介】
欲しいのは、変化、休息、人生。
女性初のピューリッツァー賞作家であり、19世紀末から20世紀にかけてのアメリカ文学史上に名高い、〈短編の名手〉ウォートンによる、本邦初訳を含む待望の作品集。
予想もつかない展開と結末。
豊かな教養と想像力が生んだ、極上の14作。
満ち足りた人生
夜の勝利
鏡
ビロードの耳当て
一瓶のペリエ
眼
肖像画
ミス・メアリ・パスク
ヴェネツィアの夜
旅
あとになって
動く指
惑わされて
閉ざされたドア
〈幼子らしさの谷〉と、その他の寓意画
訳者あとがき
【目次】
満ち足りた人生
夜の勝利
鏡
ビロードの耳当て
一瓶のペリエ
眼
肖像画
ミス・メアリ・パスク
ヴェネツィアの夜
旅
あとになって
動く指
惑わされて
閉ざされたドア
〈幼子らしさの谷〉と、その他の寓意画
訳者あとがき
【著者略歴】
イーディス・ウォートン
1862年、ニューヨークの古い家柄であるジョーンズ家で生まれた。
学校教育は受けておらず、家庭教師によってヨーロッパ風の教育を受ける。
1880年にはアトランティック・マンスリー誌に詩が数篇掲載された。
1885年にボストンの名門の銀行家エドワード・ウォートンと結婚する。
結婚後の数年間はイタリアで暮らした。
1902年にマサチューセッツ州レノックスに広大な邸宅を建ててそこに住んだ。
この邸宅をヘンリー・ジェイムズら多くの文学関係者が訪れたという。
12歳歳上の夫との結婚生活は結局うまくいかず、1911年から別居し、1913年に離婚することになった。
離婚後はパリで暮らし、1920年に発表した『無垢の時代』で女性として初めてピューリッツァー賞を受賞。
1937年に心臓発作で死去。