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日本文学【内容紹介】人去つて川音高き雪解かなこの先は落人の里雪崩渓雪形の現れしころ帰りけり天高し大河と言ひて筋ほどに大鍋を背負うて来る芋煮会左手の山が右手となる帰省冬田出る轍の上の轍かな冬座敷吾が学位記と若き父この先は神の域なり天狗茸雪形が出ました帰郷しませんか微かなる獣のにほひ木の根開く夜学子のざくりと置きし鍵の束啓蟄や親の遺影に似てきたる氷室所属の著者、第一句集。