単行本(小説・エッセイ) 日本文学 夏祓 / 大木満里
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商品説明
日本文学
【内容紹介】
◆第一句集
ハミングはひとりの歌よ春深し
満里さんの生きる姿勢が見える作品である。
満里さんは自分の心を詠む深いところに行きついたようだ。
（序より・中西夕紀）
◆中西夕紀推薦十二句
諭す子のその手をにぎり冬茜
雑踏に深くかぶるや冬帽子
一村の一揆のごとき祭かな
あたたかや川へ放てる父の鯉
物置に父の義足よ石蕗の花
白梅の空一隅のひかりかな
言葉みな気体となりて油照
噴水のひかりのかけら手に拾ふ
ハミングはひとりの歌よ春深し
青竹の打ち交ふ空や墓洗ふ
風鈴の音に洗はれ夕餉かな
虫の音と息を合はせて寝ねにけり
【著者略歴】
昭和24年 神奈川県に生まれる。
平成17年 玉川大学継続学習センター「はじめての俳句」で中西夕紀の指導を受ける。
平成20年 中西夕紀主宰「都市」創刊入会 編集委員
平成26年?30年 「都市」編集長
平成26年 「都市」同人
現在
「都市」編集委員
俳人協会会員
玉川大学継続学習センター俳句講座講師