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日本文学【内容紹介】老境に入っての感慨詩集に見えるが、この詩集、そのように見せながら、そこで時間を意識的に停止させる孤独像があって、けっしてやわではない。それにしても今日の高齢化社会はいつから意識されるようになったか。いずれにせよ、吉田義昭さんも気がつけば、そこに巻き込まれたひとりだが、わずかに先立ちした連れあいを対話の対手に、静かに佇む。【著者略歴】主な詩集:『ガリレオが笑った』『北半球』『海の透視図』『空気の散歩』『結晶体』『幸福の速度』ほか。