単行本(小説・エッセイ) 日本文学 女優

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管理番号: BN147746
発売日: 2022/01/26
メーカー: 集英社

商品説明

日本文学
「女優の子供って大変なんですか?想像もできない人生です」小劇団を主宰する私は、昭和を代表する女優のひとり息子として生まれた。大女優である実の母との葛藤を胸に、<母への復讐の物語>を演出する──。テレビ、映画で活躍する著者による、10年ぶりの最新長編小説。「小学校一年、初めての登校日、学校中から「ジョユー」と呼ばれたときに、自分を可愛がってくれているのは母ではなく「ジョユー」という生き物なのだと知った。幼い私にとっては酷く恐ろしいことであった。その「ジョユー」という生き物と、私は初めて同じステージで対峙する」(本文より)【著者略歴】1968年4月東京都生まれ。日本大学芸術学部文芸学科中退。小説家、俳優、映画監督。学生時代に俳優としてデビュー後、1990年『スプラッシュ』で第14回すばる文学賞を受賞。1995年『となりのボブ・マーリィ』で映画監督としての活動も開始する。主な小説作品に『湾岸馬賊』『ずっと夜だったらいいのにね』『東京亜熱帯』『その役、あて書き』などがある。