商品説明
商品解説■【#10013 オペル ブリッツ ルードヴィッヒ エアロ 1934 〜走るツェッペリン 〜】
1930年代半ば、バスに空気力学的形状のシートメタルを被せることは大胆なことだった。
これは乗用車の構造では実践されている場合もあったが、バスは例外だった。
ルードヴィッヒ・カロッセリーフ社は、流線型のバス車体製造の原動力はDRG(ドイツ帝国鉄道)であったにもかかわらず、この先駆的な役割を果たした。
1935年頃、コーチビルダー ルードヴィッヒは、オペル・ブリッツ・トラックの3トンシャシーをベースに、少なくとも4台同一のバスを製造した。
エッセンに本拠を置くこの工場は、彼らが依拠した下部構造を隠すことはなく、丸いラジエーター・グリルに、クロムメッキの文字で「ブリッツ」という名前が付けられていた。
まったく新しい、独自形状の鋼板構造を図面に書き込んだルーデヴィッヒ社の関係者は、その依頼主とともに歴史の流れの中で失われてしまった。
唯一の信頼できる情報は、4台の同じ車両に異なるレタリングが施され、ドイツ帝国鉄道のレタリングが施されたバスが1台使われたということである。
バスの明確なアイキャッチは、半円形の後部にある2つの直立フィンだった。
加えて両側の乗客が通り過ぎる景色を楽しめるように、45度の角度に回転する椅子を備えた座席だった。
もちろん、この贅沢な座席は乗客定員を減らさなければできなかった。
残念ながら、現在のところ、流線型のルーデヴィッヒ・ロードツェッペリンは1台も現存していない。
【商品詳細】
スケール:1/43
素材:レジン