商品説明
商品解説■ルノーの歴史に「プロジェ600」として名を残すこの車の開発の始まりは、1950年代半ばにさかのぼる。
ピエール・ドレフュス社長が未来のシティカーのアイデアを練っていた時代である。
よく知られた古典的なクルマのコンセプトには背を向け、未来に向けた革新がモットーとして発せられた。
社内の開発者にとっての決定的な言葉は「コンパクト」であった。
この仕様は、当時既に認識されていた都市交通の密集に対応した、スペースをあまり取らない車両を探求したものであった。
フェルナン・ピカールとモーリス・ホルヴィルの指揮のもと、ドーフィンの標準モデルの下部構造をベースに、まったく新しいタイプの車両デザインが生み出された。
フロント・ボンネットがなく、フロント・シートの位置が前輪の車軸の上にずれ込んだ形をとっているのが印象的だった。
エンジン(845cc直列エンジン)は、開発責任者によって後輪の車軸の先に配置された。
1957年、コンセプトは完成し、デザインはイタリアのギア工場でオリジナル・モデルとして実用化された。
しかし、量産には至らなかった。
【商品詳細】
スケール:1/43
素材:レジン