商品説明
商品解説■
【1/43 #08021 シュコダ 979-II (CZ、1957)】
1955年、チェコスロバキア社会主義共和国の自動車工業省は、広さがあり、軽量かつ近代的という条件を満たす商用車の製造に許可を与えた。
加えて、このミニバスを西側諸国のバイヤーにアピールすることも要求された。
輸出によって得られる外貨が、チェコスロバキア共和国の国庫を潤すことになるからだ。
その他の政府からの条件としては、自立可能なスチール製ボディ、950kgの積載量、最高速度がほぼ時速100kmで、100kmあたりのガソリン消費量が10リットル以下であることなどがあった。
それらの重要な価値基準を備えたシュコダ初のテスト車両が誕生し、S 979というモデル名が与えられた。
1956年3月以降、バンの設計、開発が進められ、車輪が取り付けられた。
わずか6ヵ月後にはプロトタイプが完成し、実走行テストが開始された。
外観が若干変更された改良型がまもなく路上テストされ、社内でプロトタイプ979-IIと命名された。
リアは相変わらず2列のベンチシートで、エンジンは運転席と助手席の間に設置された。
なぜこのミニバスの開発が長引いたのか、なぜ最初のプロトタイプの外観に若干の修正を加えて作り直さねばならなかったのか、しかし何よりもなぜ政府機関による迅速な決定に至らなかったのかは、正確にはわかっていない。
1968年11月、ようやく最初のバス 1203 が出荷された。
【商品詳細】
スケール:1/43
素材:レジン