商品説明
商品解説■【オペル アドミラル 消防車 1938(ドイツ)】
1945年、ドイツの自衛消防隊は、車両を電動化する問題に直面した。
当時の不幸な状況では、すぐに使用可能な消防車は期待できないので、即席のもので解決することになった。
タウヌス地方のホーフハイムの自衛消防隊も、この問題に直面していた。
このとき、幸いにも軍用車として残っていたアドミラルが入手できた。
地元企業の協力と自分たちの力で、戦前のオペル車を消防車に改造した。
アドミラルは、ボディがアンダーボディにしっかりと固定されておらず、自立構造になっていない最初のオペルであったことが功を奏した。
これによって、ボディを自分のニーズに合わせる道が開かれたのである。
つまり、まず最初に、リアにホースキャスター付きの上部構造が取り付けられ、迅速な乗降のためにドアが取り外されたのである。
ルーフもこの考え方の犠牲になった。
外観は、改装箇所、特に後部が実用的なデザインに仕上がっている。
フロント部分だけが、オリジナルのデザインのまま残された。
車は、改装の最後の締めくくりとして、赤いペンキで仕上げられた。
改装されたオペルは、ホーフハイムの自衛消防隊の隊員を輸送する役目を果たし、最大9人の消防隊員が2つの木製ベンチに乗って次の任務へと向かうことができた。
0.75トンの動力噴霧器用トレーラーは、しばしばトーバーで牽引されたが、その重量は、エンジンが強力だったため何の問題もなかった。
トレーラー牽引時の、最高速度は時速90キロ、トレーラーがなければ時速120キロで、燃料消費量は100キロあたり最大40リットルであった。
【商品詳細】
スケール:1/43
素材:レジン
仕様:333個限定