シミュレーションゲーム コマンドマガジン Vol.76 ヴェリキエ・ルキ攻防戦 (Velikye Luki)

商品説明

商品解説■コマンドマガジン日本語版は、毎号特集に沿った付録ゲームが付くシミュレーションゲーム専門誌です。
シミュレーションゲームとは、歴史上の戦争について様々な角度から再現、検証することを目的としたゲームで、ウォーゲームとも言います。
戦いに参加した部隊を表す紙のコマ(ユニット)と戦場を描写した紙製の地図(マップ)、そしてゲームの遊び方を説明したルールブックで構成されています。
真夏の付録で背筋が凍る? もう一つのスターリングラード--
コマンドマガジン第76号の付録は『ヴェリキエ・ルキ攻防戦』。
かつてMiH(モメンツ・イン・ヒストリー)社ブランドとして発売された『Velikye Luki』のライセンス版です。デザイナーはディルク・ブレネマン。
このゲームの特徴は＜T3システム(TtTシステムとも)＞と呼ばれる、ゲームシステムを採用していることです。
これは部隊ユニットの行動にC3Iポイントの消費を必要とすることと、戦闘解決に「戦闘チット」が採用されたシステムの事で、
コマンドマガジン第56号付録『Turning the Tables/ターニング・ザ・テーブルズ』を始祖とするゲームシステムです。
『ヴェリキエ・ルキ攻防戦』は、1943年1月にヴェリキエ・ルキに対して実施されたソ連軍の攻勢を再現しています。
赤軍の狙いは、レニングラード〜ヴィテブスク間の鉄道の遮断と、全体の主戦場であるスターリングラード方面およびルジェフの突出部からドイツ軍予備兵力を吸引することにありました。
この作戦を成功させるためには、鉄道と道路が集中しているヴェリキエ・ルキの確保が不可欠だったのです。
この地域に展開しているドイツ軍は、消耗した2個師団と雑多な小部隊だけだったのですが、ヴェリキエ・ルキのわずかな守備隊は、数ヶ月の時間を費やして防御施設を構築していました。
この戦いは東部戦線ではありふれた風景となってゆく、残忍で血まみれな戦いとなるのです!!
『ヴェリキエ・ルキ攻防戦』は、上記の軍事作戦を再現する2人用の作戦級ゲームです。
2人のプレイヤーはどちらかの陣営を受け持ってゲームを遊びます。また、1人で両軍を受け持つソリテアプレイも可能です。
片方のプレイヤーはドイツ軍のヴェーラー作戦集団および第59軍団の残余部隊を、もう片方のプレイヤーは3個軍団の増援を受けたソ連軍第3突撃軍を担当します。
全世界の目がスターリングラードに注がれていた42年冬、ともすれば中央軍集団の崩壊さえも招きかねなかったルジェフ攻勢のカギとなった、ヴェリキエ・ルキの戦いの実相を追体験できる。
それが『ヴェルキエ・ルキ攻防戦』です!!
コンテンツ
特集「ヴェリキエ・ルキ攻防戦」「『アジアン・フリート』」など
■ゲーム概略■
プレイ人数：1〜2人
＜内容物＞
本誌 1部
『ヴェリキエ・ルキ攻防戦』マップ/A(フルサイズ) 1枚
カウンターシート/280個(12.5mm) 1枚
初動シート 2枚
ルールブック 1部