商品説明
商品解説■昭和40年代後半、時のSLブームの頂点を極めた列車が、函館と札幌を結ぶ急行列車「ニセコ」でした。
「ヨンサントウ」と呼ばれる昭和43年10月の全国白紙ダイヤ改正で登場した急行「ニセコ」は、函館から長万部を経て小樽、札幌、旭川へと至る函館本線を走破し、
青函連絡船を介して本州と北海道との大きな人の流れと郵便物や小荷物など物流を支えていました。
特に小樽〜長万部間の函館本線、通称“山線”では先頭に補機が連結され、大形蒸機C62が重連で走行する様はSLブームの頂点として語り草となっています。
昭和46年(1971)9月15日のお別れ三重連後は、DD51重連による運転となり、2号機が梅小路蒸気機関車館で保存、C62 3号機は、昭和48年(1973)9月30日の無煙化まで活躍し、
廃車、保存されていましたが、JRへの分割民営化に際し、昭和62年(1987)に奇跡の復活をし「C62ニセコ号」として平成7年11月まで活躍しました。
現在はJR北海道の苗穂工場鉄道技術館に静態保存されています。
スハフ44・スハ45は、“北海道形”のスハ43系急行形客車です。
大形の蓄電池箱や歯車式発電機など、北海道形特有の装備で優等列車のみならず普通列車でも活躍し、国鉄末期の昭和61年(1986)まで活躍しました。
郵便客車のオユ10は郵政省(当時)の所有で、国鉄の荷物列車や旅客列車に連結され、日本各地を結んで郵便物を運搬していました。
全国に張り巡らされた鉄道網が郵便物の運搬を支えていましたが、航空機やトラック輸送の発達により速達性が求められる中、昭和61年(1986)に鉄道による輸送が全廃となって姿を消しました。
郵便物や小荷物輸送に活躍した姿が手軽に再現できる、郵便車オユ10と荷物車マニ36が単品車両で登場。
荷物客車のマニ36は、優等客車などを荷物輸送用に改造して生まれました。後年は一般車のスハ32などからも改造され、総数230両余りが誕生し増加する小荷物輸送を支えました。
【主な特徴】
・荷物車マニ36は、セットにのみ含まれていた車種の単品発売。スハ32から改造されたタイプをプロトタイプに選定。
・車体番号は新規設定に2155を設定。所属表記は北スミ。連結器はオユ10共に、アーノルドカプラー標準装備。
・郵便車が連結されない「宗谷・天北」などの再現可能
・動力非搭載車。
【オユ10/マニ36 編成例】
・北海道・函館本線で見られた普通列車の編成例です。
・郵便荷物車に客車が増結されていました。
←函館 札幌→
牽引機 DD51中期耐寒形 牽引機 D51北海道 + 郵便車 オユ10-2560 +
荷物車 マニ36-2155 + 荷物車 マニ60(#5220) + 荷物車 マニ36(#5229) +
荷物車 マニ60(#5220) + 旅客車 スハフ44(#5216) + 旅客車 スハ45(#5217) +
旅客車 スハフ44(#5216)
スケール:1/150 9mm(Nゲージ)
モーター:なし