商品説明
社会
【内容紹介】
10万人を診た精神科医が教える「老子の言葉」
「心がラクになった」「今日から迷いなく過ごせる」
……共感の声続々。
ロングセラーが待望の文庫化!
読売新聞「人生案内」回答者を17年務めた医師が、
「人生がラクになる」老子の教えを伝授します。
・お金がある人は幸せ。
ない人は不幸
・仕事で評価がされている人は偉い。
されていない人はダメ
・友人が多い人はすてき。
少ない人は寂しい
・器用な人はカッコいい。
不器用な人はカッコ悪い
私たちはこんなふうに「ジャッジ」したりされたり、
四六時中さまざまなマウンティングにさらされています。
でも、世の中にあるすべての物事について、
いちいち「よい、悪い」「偉い、偉くない」「すごい、すごくない」
というジャッジをすること自体がおかしい。
「強いよりも弱く」
「世の中は相対的。
評価も価値もすぐに変わる」
「自分が今いる場所に幸せのタネを見つける」
……2500年前にこう説いたのが老子です。
「他人が羨ましい」「自分は損ばかりだ」と日々モヤモヤする人には、
老子の“抜け道をいく”哲学が最善の武器になります。
※本書は2019年4月に刊行された『人生に、上下も勝ち負けもありません』(文響社)を文庫化にあたって加筆(20頁程)再構成、改題したものです。
単行本収録のイラストの掲載はありません。
【目次】
●第1章:つい、人と比較してしまうときの処方箋
●第2章:つい、がんばりすぎてしまうときの処方箋
●第3章:自分がイヤになったときの処方箋
●第4章:なんだか思い通りにいかないときの処方箋
●焦りや不安がどうでもよくなる23のフレーズ
【著者略歴】
精神科医。
医学博士。
元防衛医科大学校病院長。
1949年生まれ。
慶應義塾大学医学部を卒業後、テキサス大学医学部、メイヨー医科大学に留学。
帰国後、立川病院神経科部長、防衛医科大学校教授、防衛医科大学校病院長などを歴任。
その後、六番町メンタルクリニック院長として、仕事や人間関係に悩む人のカウンセリングに携わる(現在は名誉院長)。
「読売新聞」の「人生案内」回答者を17年間務め、親身で適切なアドバイスが好評を博した。
主な著書に『「心の悩み」の精神医学』(PHP新書)、『新版 うつ病をなおす』(講談社現代新書)、『「ぐるぐる考えすぎ」から抜け出す心のストレッチ法』(王様文庫)がある。