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日本文学双葉文庫/商家の出戻り女との不義により、軽追放の沙汰が下される見込みの浪人。だが白洲での裁きの最中、女が離縁状を受けとっておらず、旗本の妻女のままだったと発覚、急転直下極刑に処さねばならぬ事態に。身の潔白を訴える浪人は、小伝馬町の牢屋敷の火事騒ぎの際の解きはなちとともに、忽然とすがたを消してしまい 。怒りに月代朱に染めて、許せぬ悪を影裁き。時代小説界の至宝坂岡真が贈る、令和最強の時代シリーズ第十弾!