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日本文学双葉文庫/札差の放蕩息子の新兵衛、陽気な太鼓持ちの和助、偉丈夫だがどこか頼りない侍の稲妻五郎の一行は、心機一転また京を目指して江戸を発った。小田原を越え、三島宿に差し掛かった新兵衛たちは、父親のためにお伊勢参りに向かう娘と出会い、交友を深めるなどしていたが、泊まった宿で泥棒騒ぎが起きる。財布を盗まれ、憔悴する客を放っておけぬと、新兵衛はかすかな手掛かりから盗人を探し出すことを決意し……。愛すべきうつけ3人組の珍道中を描く、笑いあり涙ありの大注目時代小説シリーズ、第二弾!