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日本文学光文社文庫/久子は相変わらず何かと目の敵にして絡んでくるが、女学館でもそれなりに楽しい生活を送っている麿緒。宗次郎は友人の延克と、洋食器店を始めることになった。併設する喫茶館には麿緒の手も借りたいと言われ、誇らしい気持ちになるが、突然延克の態度が一変する。なんと久子と婚約し、事業を反故にすると通告してきたのだ。納得できない麿緒たちは、理由を探り始める--。