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日本文学宝島社文庫/明治時代。民の神々への畏怖は薄れつつあった。神の声を聞く巫の家系に生まれながらも才を否定され、下働きのように暮らす新菜は、雨乞いの贄の役目を命じられる。一族のために湖に身を投げたその時、美しい青年に抱きとめられていた。その正体は天雨神・ミツハ。彼は新菜に「花嫁になってほしい」と告げてきて--。人間や他の神々の思惑が交錯するなか、距離を縮める二人。神と巫女が紡ぐ和風シンデレラストーリー! 第11回ネット小説大賞受賞作!