商品説明
日本文学
【内容紹介】
高校の授業をサボり金森瑛麻が向かう先は、楽楽福神社。
ある日ここで出会ったのが、古代より荒ぶるモノ達を鎮める集団に属していた、百々山汰一郎だった。
これを機に瑛麻の日常が大きく変わり、禍々しい気を追いかけた先でタイムスリップし、現代に戻れば鬼と対峙することに。
日本最古の鬼伝説が残る鳥取県伯耆町を舞台に繰り広げられる、悲しみの連鎖を断ち切るための現代の鬼退治物語。
【著者略歴】
1986年、鳥取県生まれ。
在住。
仕事と子育ての傍ら小説を執筆。
日本の伝統文化や伝統芸能に興味があり、華道・茶道・篠笛・荒神神楽や伝統的なお囃子などを習う。
2015年『刻の氏神』でデビュー。
著書に『神様とゆびきり』『おもひばや』『言ノ葉のツルギ』がある。