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日本文学口入屋用心棒シリーズ双葉文庫/富士山の噴火で人心が乱れる江戸で、猿の儀介という盗賊が跳梁していた。儀介一味は悪名高い商家に忍び込んでは貧しき長屋に小判をばらまく義賊として名を馳せていた。そんな中、用心棒としてある商家に雇われた直之進は夜半に忍び込んできた賊を迎えうつが、あと一歩のところで取り逃してしまう。書き下ろしシリーズ第四十七弾。