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ウォルテニア半島へ帰還した御子柴亮真は、領主としての雑事に追われながら自分が率いる軍隊の強化を目指していた。主君であるローゼリア王国からいずれ独立しようと考える亮真は、その布石としてローゼリア領内での情報収集のため腹心のケビンたちを潜入させる。いっぽう、戦後の混乱から治安が悪化したローゼリアでは、組織の暗躍によって住民の不満がたまり爆発寸前の状態となるが……。 「小説家になろう」発の王道ファンタジー戦記、新たな戦乱の火種がまかれる第11巻!