商品説明
師匠の鍛冶に誘われて青森県の新郷村にある発掘現場を見学に行った天才発掘師・無量たち。東戸来遺跡と名付けられたその縄文遺跡の環状列石の下から、国宝級の赤い大型土偶が掘り出された。だがそれを見た瞬間、現場作業員のいろはが「すぐに埋め戻して! じゃないとひとが大勢死ぬ!」と叫ぶ。なんと死んだ祖父がイタコの口寄せで予言したというのだ。さらにベテラン作業員の手倉森も「きりすと土偶はやはり存在した、奥戸来文書は正しかった!」と異様な興奮を見せて……。一方、仙台のシンポジウムに出席していた忍は、偶然無量の父・藤枝教授と再会する。無量とは犬猿の仲のはずなのに、なぜか藤枝は忍と一緒に青森に行くと言い出して……!?