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商品説明
舞台となるのは、人と仙と聖獣とが息づく世界--栄華を極める月下ノ国の辺境には、二つの民族が息づいていた。人の踏み入れぬ雪山で生き抜く白狼族。--そして、茉莉花の咲く秘境に暮らすマツリカ族。「けして連れ出してはならない花の咲く、炎に嫌われた秘境、か」マツリカ族の少女は、今日も蛍に歌を捧げる。瞳に“炯眼”を宿した彼女こそ、一族の命を繋ぐ“火”をもたらす者--宝玉鑑定士。景星節で彼女が成人を迎える時、全ての因果は巡りだす。