カツミ鉄道模型特集

1947年創業の老舗鉄道模型メーカー『カツミ』。
精密で重厚感のある鉄道模型は世界中のファンを魅了し続けています!
鉄道模型が気になる方から、とっておきの車両を見つけたい方まで、カツミの魅力と駿河屋とカツミだけでしか買えないアイテムをご紹介します♪

教えて!カツミの鉄道模型!

金属製なので「シャープさ」「重量感」がプラスチック製とは異なり、本物の車両に近い質感が再現されているのが特徴です。
ひとつひとつが手作りのため、高価な品物となっていますが、その分「至高」のコレクションとなります。

写真の商品は近鉄50000系”しまかぜ”。重厚感があり緻密なつくりがカツミの魅力

国際規格である16.5㎜幅の線路とパワーパック(専用コントローラー)で走行を楽しめます。
直線の線路なら往復運転させることが可能です。
さらに、円周の線路ならエンドレスな走行を楽しむことができます。
市販されている曲線線路の最小通過半径が650Rなので、最低1m50㎝四方のスペースがあれば設置可能です。

ちなみにパワーパック(専用コントローラー)とは、家庭用AC(交流)100V電源を鉄道模型用DC(直流)へと変換する装置で、車両の走行制御やポイントの切り換え、踏切や信号機などへの電源供給するアイテムです。

外側805R、真ん中750R、内側670Rの3路線を設置。写真は3.5m×2mのジオラマベース。おすすめの750Rなら2.6m×1.6mのスペースが必要です

カツミ パワーパックKA-75。スタイリッシュなデザインで車両2台の同時走行を実現

駿河屋 本店 駿河屋ビル 」と、「 駿河屋 秋葉原アニメ・ホビー館 」なら、発売中の商品は実物を確認できます。在庫がない場合もあるので、スタッフにご確認ください。
また、「駿河屋 本店 駿河屋ビル」2階では実際に走行しているモデルもあるので、金属製の重量感のある走行をお楽しみください。

駿河屋 本店 駿河屋ビル2Fにある巨大なジオラマ

「走行させる」「コレクションする」「キットを作る」「修理・改造する」など、それぞれの趣向に合った楽しみ方があります。
鉄道模型の一番の醍醐味は「走行させる」ことです。
カツミの重厚感ある車両なら、実際の車両のようにリアルで安定感のある走行が楽しめます。

スムーズな走行がファンを虜にするカツミの車両。手前はN700系新幹線、奥は700系新幹線

車体はおもに「真鍮」という種類の金属で作られています。
「真鍮」は金属の中でも加工がしやすく、模型製作に向いた素材です。
そのほか、台車と呼ばれる成型部品などには「ダイキャスト(亜鉛合金)」が用いられています。

加工性と耐食性に優れている真鍮。写真は”パノラマカー”名鉄7000系。台車は車両の下のグレーの部分

プレス機による切断・曲げで車両の部品を加工し、各部品をハンダ付けで組み上げ、ラッカー塗料を吹き付けて作っています。
車種によって部品数や塗分け数が異なるので、製造にかかる時間も異なります。

実際の製造過程を写真でチェックしましょう!

①車体プレス加工

プレス機で車体の切断を行います

②部品曲げ加工

車体の曲線部を、職人の技で再現します

③穴あけ加工

車窓などひとつひとつ、この工程で穴をあけていきます

④ハンダ付け前加工

ハンダが流れやすくなるよう表面を磨きます

⑤ハンダ付

長時間コテを使いすぎると素材が沿ってしまうので手際よくハンダを流し込みます

⑥部品の調整

加工を施した各部品のゆがみを、丁寧に修正します

⑦ガン吹き

スプレーガンで車体全体やパーツなどの塗装を行います

⑧ライン引き

車体ラインを太さが均一になるよう、慎重に引きます

⑨筆描き

穂先の細い面相筆で車体の細かい部分を描きます

⑩車体組立

手前にある細かいパーツは乗務員室の外側の手すり。細かい部品も手作業で仕上げます

⑪下回り組立

窓から配線のコードが見えないように注意しながら取り回しします

「完成品」だけでなく、自分で組み立てることができる「キット」もあります。
ほとんどの鉄道模型は完成品の組立前の物を「キット」として販売していますが、自分で組み立てることを目的に作られた「チャレンジシリーズキット」があります。
お手頃価格で作りやすいため、入門者からベテランモデラーまで、幅広い人気を誇る定番商品です。

写真は自分で組み立てと塗装ができる「チャレンジシリーズキット」

まずは、好きな車両を選びましょう。
鉄道模型を走らせて楽しみたい方は、スペースに合った線路と2A(アンペア)以上のパワーパックを準備しましょう。

走行させるなら3つのアイテムをそろえてみましょう

ハンダゴテ(60~100W)、ハンダ(鉛50%すず50%程度の物)、フラックス、最低この3つの道具が必要です。
このほかに机を保護する作業台のベーク板、ヤスリやニッパーなどの一般的な模型工作用工具も用意しましょう。
ハンダゴテにはヒートコントローラーがついています。
フラックスはハンダ付けの補助剤で、表面に付着している酸化物や汚れなどを取り除くことができる液剤です。

①フラックス ②ハンダ ③ハンダゴテ ④ヒートコントローラー ⑤マイナスドライバー ⑥割り棒 ⑦ベーク板

接着剤の代わりにハンダを流し込んで、真鍮どうしを接合させます。
ハンダゴテについているヒートコントローラーでハンダを熱して、板状のパーツの間にハンダを流し込んでいきます。

写真は乗降口の扉をハンダ付けしています

カツミの歩み

港区白金の地に、戦後間もない昭和22年(1947年) に創業しました。
金属製鉄道模型の製造一筋で半世紀、令和3年(2021年)には創業75周年を迎え、現在に至ります。
創業当初はアメリカ向けの輸出製品を手がけ、堅牢な作りと定評を得ていました。
その作風は現在の国内向け製品へと受け継がれ、基本のしっかりしたモデルに仕上げるカツミのスタイルとなっています。
King of Hobby といわれる鉄道模型の世界を、模型ファンとともに歩み続けています。

近年は一般ユーザー向けの車両模型のみならず、博物館での鉄道模型・ジオラマ(パノラマ)の製作や建築模型の製作なども行っており、その技術力は日本国内で高く評価されています。

⇒カツミ公式ホームページ

ここがすごい!カツミの鉄道模型!

これぞ『カツミ』の匠の技。確かな品質は製造過程を動画でご確認ください!

駿河屋おすすめ!直営店限定商品

カツミと駿河屋でしかGETできない限定アイテムです!要チェック!!

鉄道模型 HOゲージ 16番 1/80 北近畿タンゴ鉄道 タンゴ・エクスプローラー 3両編成セット 完成品 [1-001-03]

平成4(1992)年製造のKTR011~KTR013の第二編成をプロトタイプとして、平成11(1999)年に新大阪駅発着列車への転用に際して、前面にジャンパ栓受が追加設置された改造後の姿を製品化。

HOゲージ 1/80 JR東海313系 1次車 元セントラルライナー 8000番台 ”静岡ゆき” 3両セット 駿河屋限定版 [1-313-21]

静岡車両区で活躍する313系3000番台・8000番台が新規設計で登場!
こちらの商品は、駿河屋限定の『静岡ゆき行先表示仕様』となります。

鉄道模型 HOゲージ 1/80 JR東海313系 1次車 身延線・御殿場線 3000番台 2両セット [1-313-20]

静岡車両区で活躍する313系3000番台が新規設計で登場!側面のデザインを高精細な印刷で再現、前回製品からさらにアップデート!

鉄道模型 HOゲージ 1/80 JR東海313系 1次車 元セントラルライナー 8000番台 3両セット [1-313-21]

静岡車両区で活躍する313系8000番台が新規設計で登場!側面のデザインを高精細な印刷で再現、前回製品からさらにアップデート!

鉄道模型 HOゲージ 1/80 しなの鉄道 SR1系 100番台 2両編成セット KTM直営店・駿河屋限定品

当製品は“特別企画品”として、「チャレンジシリーズE129系キット」をベースに屋根上配管を追加し、ヘッドライト・テールライト・室内灯の電装を施した製品です。

鉄道模型 HOゲージ 1/80 弘南鉄道デハ6000形 6007+6008 帯無 2両編成セット KTM直営店・駿河屋限定品

赤帯、青帯、帯無完成品とキットの4種類をラインナップ。※本製品は帯無です

鉄道模型 HOゲージ 1/80 弘南鉄道デハ6000形 6005+6006 赤帯 2両編成セット KTM直営店・駿河屋限定品

赤帯、青帯、帯無完成品とキットの4種類をラインナップ。※本製品は赤帯です

鉄道模型 HOゲージ 1/80 弘南鉄道デハ6000形 6007+6008 青帯 2両編成セット KTM直営店・駿河屋限定品

赤帯、青帯、帯無完成品とキットの4種類をラインナップ。※本製品は青帯です

鉄道模型 HOゲージ 1/80 弘南鉄道デハ6000形 2両編成セット 組み立てキット KTM直営店・駿河屋限定品

赤帯、青帯、帯無完成品とキットの4種類をラインナップ。※本製品は組み立てキット、帯色は無塗装です

駿河屋 本店で巨大ジオラマ展示中!

駿河屋 本店 駿河屋ビル
住所:静岡県静岡市葵区伝馬町5-4( MAP

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駿河屋 本店 駿河屋ビル
住所:静岡県静岡市葵区伝馬町5-4( MAP
駿河屋 秋葉原アニメ・ホビー館
住所:東京都千代田区外神田4-5-1 KHK ビル1階~4階( MAP