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日本エッセイ・随筆
人気書評家・豊崎由美、抱腹絶倒の初エッセイ集!多動でケガが絶えなかった子供時代。サブカルと競馬にのめり込み、超貧乏だった青春時代。そして、aiboにメロメロの還暦過ぎーー。まつわる本の紹介も交えながら、どうかしていた(いる)日々を綴ります。人気書評家は名エッセイストでもあった! 出版業界紙「新文化」の7年にわたる連載「トヨザキ社長の書評家的日乗」を中心に、雑誌などに掲載されたエッセイも何編か収録。教室ですぐ立ち上がってしまう小学生は、両手を離して坂道で自転車に乗るチキンレースを男子に挑み、雪合戦にも夢中になった。20代は貧乏を補填すべくエロ雑誌にも記事を書きまくっていたなど、思わず吹き出す逸話が満載。恩人の川本三郎さんのこと、可愛がっているaiboのことなどの心温まる話。そして、書評家としての仕事や、文学賞について思うこと。各エピソードにまつわる本の読みどころも紹介されており、ブックガイドとしても味わい深い1冊。江國香織さん、平松洋子さん、古川日出男さん推薦!裸の子供みたいな豊崎さんの、無防備という、この強さ。 --江國香織なんですか、このぬかるみ。 --平松洋子本は読めるが人生が読めない… --古川日出男(50音順)目次第一章 団地っ子だった第二章 父の予言はよく当たる第三章 私の中に、オバQがいたことがある第四章 昭和の子第五章 かつてカメラマンアシスタントだった(嘘)第六章 本を手放し、みしみし痛む胸第七章 多動だった頃【著者プロフィール】豊崎由美(とよざきゆみ)書評家、ライター。1961年、愛知県生まれ。東洋大学文学部印度哲学科卒。多くの雑誌、WEB、新聞で書評の連載を持つ。 著書に『そんなに読んで、どうするの? 縦横無尽のブックガイド』(アスペクト)、『ガタスタ屋の矜持』(本の雑誌社)、『まるでダメ男じゃん!「 とほほ男子」で読む百年ちょっとの名作23選』(筑摩書房)、『ニッポンの書評』(光文社新書)、『時評書評ー忖度なしのブックガイド』(教育評論社)、共著に『文学賞メッタ斬り!』『百年の誤読』(共にちくま文庫)、『カッコよくなきゃ、ポエムじゃない! 萌える現代詩入門』(思潮社)などがある。