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争いを繰り返し希少生物となった人間たちは、神獣や聖獣などの支配階級層に、愛玩用として囲われることがあった。心優しい青年・メリクを故郷の村から連れ去ったのは、最も位の高い竜族のアテス。名誉なことだと人々はいうけれど、初日から貞操を奪われ、身勝手な振る舞いに腹を立てたメリクは脱走を心に誓う。だけど、「人には興味がない」と言いながら自分を宝物のように扱うアテスが少しずつ気になっていき…。