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商品説明
河北にとって日常は古いアパートに住み、少ない給料を兄に搾取されること。不幸が普通だと慣れきっていた、ある日。隣人・笹子と出会う。兄に殴られて負った怪我の手当てをしてくれた笹子は「何かあったら呼べ」と優しい言葉までくれた。その日を境に河北は度々彼の部屋を訪れるようになる。ただ料理を作り、ただ二人で出かける…今までとは正反対の生活に、これが幸せなのだと泣きそうになる河北。だが、そこに再び「兄」という悪夢が現れて----。