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商品説明
文殊丸は瑞調寺の阿闍梨・冬弦と心を通い合わせ、穏やかながらも睦月を過ごしていた。元服が近い文殊丸は残された時間がわずかなことを知っていたが、ある日流刑されている父が洛に帰ってくるという噂を聞き…。少年が自らと向き合い、青年に成長していく姿と父子の絆を描いた、須和雪里ならではの愛の物語。