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商品説明
時に激しく時に切なく、義太夫節を語る篤也。その声を聞くと、直規は胸を締めつけられる心地がする----。若手人形遣いの直規は篤也の師匠・勘大夫のもとに、ある事情から一時的に身を寄せることになった。篤也とも一緒に暮らせば彼の声に緊張しなくなるかも、と思う直規だったが、桜舞う相合坂を二人で降りた夜、胸のドキドキの正体に気付いてしまい…?文楽の世界ではんなり花開く、浪花の恋のものがたり。