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天草から帰って執筆活動に励む天本森のもとに父トマスについての新たな情報が届く。若き日の父を知るイギリス人が京都に住んでいるというのだ。だが、敏生とともにさっそく会いに行くと、すでに姿はなく、ただひとつ天本あてに小さな油絵が残されていた。神戸まで足をのばし、久しぶりに龍村と再会した二人は彼が怪奇現象に見舞われているのを聞いて協力することになるのだが…。