詳細:
商品説明
六花は十年前の雪の晩、大店の呉服問屋「伊勢屋」の若き店主・桐一郎に拾われた。この国では珍しい緑色の瞳、淡い茶色の髪を持つ六花の外見を気にすることなく、幼い頃から変わらずに優しい桐一郎。そんな彼を一心に慕い、仕えてきた六花だが、近頃は自分の気持ちに戸惑うことが多い。店の常連客の苑子嬢と桐一郎の親密さに胸が苦しくなったり、昔はただ嬉しかった添い寝に緊張したり…。ある夜、布団の中でいつものように桐一郎に抱き締められた六花は今までにない体の熱さを感じて…。